2025年3月25日(火)
こんにちは!星圭太です!
今日は、去年お迎えしたバコパ(ステラ)をハンギングプランターに植え替えた様子をお届けしたいと思います。


バコパ(ステラ)は、去年の終わり頃におつとめ品コーナーで出会った植物です。少し元気がない姿でしたが、私はその魅力に惹かれ、「この子を元気にしてあげたい!」と思い購入しました。それ以来、大切に育ててきましたが、冬を越して無事に新芽を出してくれました。今ではすっかり元気を取り戻し、さらに成長を促すために、今回は新しいハンギングプランターに植え替えました!
植え替えの準備
今回、植え替えの土には再生用の土をメインに使用しました。園芸を楽しむ中で、どうしても古い土が出てしまいますが、再生土を使うことで環境に優しく、コストも抑えられます。また、今回はチップ堆肥と赤玉土(小粒)も混ぜて、バランスの良い栄養と水はけの良さを確保しました。再生土は栄養分が少なくなっていることもあるので、チップ堆肥を加えることで有機質を補い、さらに赤玉土で通気性と保水性を高めるようにしました。
植え替えの手順
1.古い土を取り除く
まずは、元のプランターからバコパを丁寧に取り出しました。根に傷をつけないように、軽く振って古い土を落とします。去年お迎えした時は根が弱々しかったのですが、今ではしっかりとした根が張っていて、見ているだけで嬉しくなりました。

2.新しい土を準備
再生土、チップ堆肥、赤玉土を混ぜた土をハンギングプランターに投入。ハンギングプランターは風通しが良いので、特に水はけの良い土が重要です。赤玉土を多めにすることで、しっかりとした排水性を確保しました。また、チップ堆肥は微生物の働きで植物にゆっくりと栄養を供給してくれるので、土壌の改良効果も期待できます。


3.肥料を施す
肥料には「マグァンプK」を使用しました。これは、ゆっくりと効いて長期間にわたって植物に栄養を供給してくれるので、手軽でおすすめです。私は、植え替えの際に少しだけ根元にまぶすようにしています。バコパはそこまで肥料を多く必要としない植物ですが、適度な栄養補給は元気な成長を助けてくれます。
4.害虫対策
害虫対策も忘れてはいけません。今回は、オルトランDXを使って土にまきました。これでアブラムシやハダニなどの害虫からバコパを守ることができます。ハンギングプランターは地面に直接触れない分、地中の害虫の被害は少ないですが、風通しが良い分、飛んでくる虫には注意が必要です。オルトランDXは広範囲の害虫に対応してくれるので安心ですね。

5.植え付ける
新しい土が準備できたら、バコパを植え付けます。根がしっかり広がるように、優しく土をかぶせて固定しました。ハンギングプランターは通常のプランターに比べて少し浅めなので、植物が安定するように少し深めに植えるのがポイントですが、これからの夏に向けて蒸れ対策で少しだけ浅めに植えてみる事にしました。

全てをよく混ぜ込んで植え替え用の土の完成です。

ハンギングプランターを取り付けます。

鉢底石をネットに入れて敷きます。



植え替えが終わりました。これから夏に向けて蒸れてくるので少しだけ浅めに植え付けをしてみました。高さがある分、風通し良く通気性が良くなります。

植え替え後はたっぷりと水が滴るまで水をあげます。

植え替え後のバコパの様子
植え替えが完了してから数日経ちましたが、バコパはすっかり新しい環境に慣れた様子です。葉の色がより鮮やかになり、元気いっぱいに育ってくれています。ハンギングプランターの特性上、風通しが良い場所に吊るすことで、日当たりと風の流れを確保しやすく、バコパの育成にはぴったりです。

バコパはもともと花付きが良く、長期間にわたって花を楽しめる植物です。植え替え直後は少し控えめですが、これから暖かくなるにつれて、さらに花が咲き誇ってくれることを期待しています。
最後に
こうして植え替えを終えて、去年の弱々しい姿を思い出しながら、元気に成長したバコパを眺めると、本当に感慨深い気持ちになります。植物を育てることの楽しさは、手間をかけた分だけ、その成長や美しさを感じられるところだと思います。特におつとめ品だった植物がこうして元気になると、喜びもひとしおです。
これからもバコパ(ステラ)の成長を見守りながら、引き続き大切に育てていきたいと思います。ハンギングプランターで育てる楽しさも存分に味わえそうなので、これからの季節、バルコニーがさらに華やかになるのが楽しみです。
それでは、また次の園芸ブログでお会いしましょう!
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