こぼれ種から咲く喜び|日日草の発芽と初夏の庭の植物たち【星圭太の楽しい園芸】

楽しい園芸

2025年5月27日(火)

こんにちは!星圭太です!

今回は久しぶりに「星圭太の楽しい園芸」をお届けします。5月27日(火)の庭の様子を綴ったこの記事では、こぼれ種から芽吹いた日日草を中心に、季節の移ろいを感じさせてくれる植物たちの様子をご紹介します。植物との再会、成長の記録は、園芸を通じて心を豊かにしてくれますね。


◆こぼれ種で芽吹いた感動。日日草との再会

昨年、切り戻しの時期が遅れてしまい、種の採取が叶わなかった日日草。
それでも今年、小さな命が土の中から芽吹いてくれました。
小さな双葉が顔を出しているのを見つけたときは、本当に嬉しかったです。

「自然の力ってすごいなぁ」
そんな言葉が、思わず口をついて出てきました。

これからの成長が楽しみでなりません。今後の様子もまたお伝えしていきたいと思います。


◆庭で目についた植物たちの今

【朝顔】
若葉が次々に展開し、蔓も1メートルほどに成長。
夏の風物詩、朝顔の姿が見えてきました。

【ビオラ】
ラナンキュラスの間から、こぼれ種で咲いた黄色い可愛らしいビオラ。
球根を掘り上げる際には丁寧に移植してあげる予定です。

【ミリオンベル(3年目)】
猛暑にも寒さにも耐える優秀な花。株も元気で、年々愛着が増しています。

【バコパ(推定)】
2年目のこの子は、おつとめ品だったとは思えないほど元気です。
鉢から今の地植えへ移動しました。花が咲くサイクルも楽しみにしています。

【アローズコンパクト】
3年目のチャレンジャー。夏の暑さには少し弱いものの、毎年何とか復活。
オンブバッタに注意しながらオルトランDXでケアしています。

【ダールベルグデージー】
黄色の小花が可憐に咲く一年草。種の採取がしやすく、次世代につなげやすい優等生。
ちなみに鉢の真ん中の緑は雑草ではなく、ネモフィラです。遅咲きに期待しています。

【スイートアリッサム】
今年は種から育てました。花まで咲いてくれて、育てた達成感も大きいです。

【マリーゴールド】
こちらも種から。オレンジの花が夏の訪れを感じさせてくれます。


◆使用済みの土の再生にも挑戦中

最近のマイブームは「土の再生」。
使い終えたプランターの土を、どう経済的に蘇らせるかを模索しています。

たとえば、
・米ぬかを利用した雑草の堆肥化
・自作腐葉土とのブレンド
・害虫対策とpH調整を組み合わせた改良土作り

土に命を戻す作業は、地味ながらも園芸の醍醐味のひとつ。
これが上手くいけば、さらに豊かで色とりどりの庭になるかもしれません。


◆日日草(ニチニチソウ)の年間管理カレンダー【初心者向け】

日日草は初夏から秋にかけて長く咲いてくれる丈夫な花です。
こぼれ種で出てくることもありますが、基本的な年間管理を知っておくと、より長く・元気に育てることができます。

時期管理内容
3月〜4月種まきの適期。気温が20℃前後になるまでは室内で育苗。
5月〜6月苗の定植・植え付け。根を傷つけないように注意。肥料は控えめに。
6月下旬〜7月生育が旺盛に。**切り戻し(軽めの剪定)**で分枝を促進。株をコンパクトに整えると花数アップ。
7月〜8月暑さに強いが、水切れに注意。朝夕にたっぷり水やりを。花がら摘みもこまめに。
8月中旬〜9月上旬挿し芽の適期。健康な茎を使って増やすことが可能。明るい日陰で管理。
9月〜10月花が少なくなる時期。液肥を控え、根の負担を減らす。こぼれ種に期待するなら自然に任せてもOK。
11月〜冬季一年草のため、霜が降りる頃に枯れていきます。タネを採取するならこの時期にしっかり確認。

◆ポイントまとめ

  • 切り戻し:草丈が伸びすぎたら6〜7月ごろに軽く切り戻すと形もよくなり、花数も増えます。
  • 挿し芽:梅雨明けからお盆頃までが最適。日陰で乾燥に注意して管理すると成功率が上がります。
  • 肥料:与えすぎ注意。花つきを良くしたい時は液肥を月1回程度。
  • 水やり:乾燥に強いが、夏場は朝夕の2回が理想。蒸れには注意。

【まとめ】

植物の力強い生命力と、そこに寄り添う人の手。
このバランスがあるからこそ、ガーデニングは楽しく、深く、愛おしいものになります。

今回は、こぼれ種から芽吹いた日日草の嬉しい発見を中心に、初夏の庭の様子をお届けしました。
また次回、季節の移り変わりとともに庭の植物たちの成長をお伝えしていきます。

コメント

タイトルとURLをコピーしました